経費節減と地球環境

アメリカのサブ・プライム問題やリーマン・ショックを発端とする世界同時不況は世界経済に深刻な影響を与えています。
この不況の波は日本の行政、企業、個人にも及んでいます。
私達は、この経済不況の中で生活を送っていくために様々な経費節減を必要としています。
経費節減は、単に節約の意味合いだけではなく、物やサービスの本質を考えて利用するという本来の意味での消費を目指すことにつながります。
本当に必要なものを大切に使うことは、経費節減だけでなくゴミを減らして環境への影響を少なくします。
環境への影響を少なくすることは、地球温暖化防止効果を生み出します。
国全体、世界全体で温暖化防止のために省エネルギー対策を実施しなければならない現在、経費節減のアイデアは節約のためだけには留まらないのです。
産業革命以降、大量生産・大量消費によって世界経済は発展してきました。
化石燃料である石油や天然ガスなどを大量に消費することによって私達の生活は便利で豊かなものになりました。
しかし、そのつけが環境破壊・地球温暖化という状態を生み出しました。
大気汚染や森林破壊、気候変動など地球環境に大きなダメージが発生しています。
地球環境を守るために、そして持続可能な社会作りのためにも、経費節減にもなるアイデアを募り、実行していくことが大切です。
不況の世の中を乗り切るためだけでなく、環境を考えた生活というものを見つめなおし、日々過ごしていくことが求められる時代なのです。