トップランナー基準

経費節減のアイデアとして、光熱費の削減が考えられます。
光熱費の削減のアイデアとして、トップランナー基準を知ることはエネルギー効率の良い製品を選び、経費節減につながります。
省エネルギー法に基づき、テレビなど特定機器の省エネルギーの目標基準設定を基準設定時点で最もエネルギー効率が優れている商品として、それ以上の性能を目指すのがトップランナー基準です。
省エネルギー法(正式には｢エネルギーの使用の合理化に関する法律｣)は1979年に石油危機を契機に制定された法律です。
地球温暖化防止京都会議後、1998年にトップランナー基準がこの法律の改正によって設けられました。
トップランナー基準が設けられている特定機器は現在、テレビ・乗用自動車・エアコン・蛍光灯器具・複写機・電子計算機・磁気ディスク装置・貨物自動車・VTR・電気冷蔵庫・電気冷凍庫・ストーブ・ガス調理機器・ガス温水機器・石油温水機器・電気便座・自動販売機・変圧器・ジャー炊飯器・電子レンジ・DVDレコーダーの21品目です。
消費者がこれらの商品購入時に優れた商品を選択できるよう、カタログや本体にエネルギー効率などの表示が製造業者に義務付けられています。
このトップランナー基準を達成しているかを知る目安となるのが、特定機器のうち、16品目が対象となっている省エネラベリング制度です。
省エネラベリング制度とは、この16品目に省エネ性マーク・省エネ基準達成率・エネルギー消費効率・目標年度の4つの情報を表示した省エネラベルを表示するものです。
16品目は、テレビ・エアコン・蛍光灯器具・電子計算機・磁気ディスク装置・電気冷蔵庫・電気冷凍庫・ストーブ・ガス調理機器・ガス温水機器・石油温水機器・電気便座・変圧器・ジャー炊飯器・電子レンジ・DVDレコーダーです。