抗がん剤の副作用とグレード その2

抗がん剤治療による副作用のグレードのお話をしている続きです。
先ほどお話したように、6段階のグレードに分かれている副作用の危険度ですが、ちょっと難しかったかもしれませんので、わかりやすくお話します。
アメリカのNCIという機関では、それぞれの抗がん剤に対しての危険度を6段階に区分して評価を公開しているわけです。
抗がん剤治療を始めて何も副作用の症状が出ない場合や、なんとなく調子が良くないが、薬がいらない状態であり、数日経過したら収まる程度のものはグレード0または1となります。
このケースであれば、患者は副作用を我慢しながら、抗がん剤治療を続行することが出来ます。
そしてグレード2以上となると、副作用の症状に、薬を飲むなどの処方、処置が必要になってくるケース、また抗がん剤投与を中断したり、次回投与を延期したりする必要があるケースです。
グレード3以上になるともっと副作用がひどい状態になり、グレード5では死亡してしまいます。
では抗がん剤治療における副作用のひどさ、重さはどのように計るのでしょう?
これらの副作用は、血液データの数字でわかったり、自覚症状であったりします。
数字で現れるのであれば、担当医がわかりますので、患者自身は安心です。
ですが副作用を自覚症状で判断するのは個人差があります。
患者によって、症状を我慢できる人もいれば、我慢できない人もいますよね。
例えば、我慢強い人と、そうでない人、患者もいろいろなタイプもいますから。

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